井上 有一(1916 - 1985)
OVERVIEW
1916年 東京生まれ。
小学校の教員をしながら1941年から8年間上田桑鳩の元で書を学び、その後サンパウロ・ビエンナーレやドイツのドクメンタへ出展するなど戦後すぐから国際的に活躍した。「貧」など漢字1文字を大きく書いた「一字書」の他、紙いっぱいに文字を書き連ねた多文字作品など、伝統的な書とは一線を画す大胆で生命力みなぎる作品を制作。因襲的な書壇に縛られない万人に開かれた書を説き、表現と技法についても生涯探求を続けた。有一の書は、同時代に隆盛したアメリカの抽象表現主義、ヨーロッパのアンフォルメル、また日本国内でも具体美術協会などの芸術運動と呼応しており、書という枠組みを超えた前衛美術の文脈で世界的に評価を受けている。2016年金沢21世紀美術館で生誕百年記念として大規模な回顧展が開催されるなど、日本の戦後美術の再評価とともに、有一も重要視されるべき作家の一人として注目を集めている。
HISTORY
NEWS
KOTARO NUKAGA「FRIEZE SEOUL 2025」参加のお知らせ
KOTARO NUKAGAは 2025年9月3日(水)から9月6日(土)まで韓国・ソウルのCOEXで開催される国際的なアートフェア「FRIEZE SEOUL 2025」に参加します。 本フェアでは、井上有一作品を個展
展覧会のお知らせ -井上有一「実さいへたでくさっています 筆のせいかとも思うんですが。」
KOTARO NUKAGA(天王洲)では、2025年2⽉15⽇(⼟)から4⽉12⽇(⼟)まで井上有一の展覧会「実さいへたでくさっています 筆のせいかとも思うんですが。」を開催します。本展では万人に開かれた書を説き、門下を