OVERVIEW

桑田卓郎 1981年、広島に生まれる。現在は岐阜県多治見市を拠点に活動。

茶の湯において不完全な美や自然の造形をたたえる「わびさび」の美学を受け継ぎ、環境、歴史、自然、時間との対話から伝統と現代を融合させ、陶芸の新たな可能性を広げている。なかでも焼成が不十分のため釉薬が溶け切れず鮫肌状に縮れた「梅華皮(かいらぎ)」や陶土に含まれた小粒の長石などが器面に現われる「石爆(いしはぜ)」といった日本の伝統的な陶芸技法を再解釈し独自の表現にしてきたことで知られる。作品はルベル・コレクション、パームスプリングス美術館、金沢21世紀美術館、ミシガン大学美術館、シカゴ美術館などのパブリックコレクションに収蔵され、ニューヨーク、ブリュッセル、ロンドンなど世界各地の美術館やギャラリーで展覧会を開催。

HISTORY

NEWS

展覧会のお知らせ ー グループ展「ながくとも四十に足らぬほどにて死なんこそめやすかるべけれ(Die Young, Stay Pretty)」

2023年3月10日(金)から 4月28日(金)までKOTAO NUKAGA (六本木)は現代美術家・松山智一、カルロス・ロロン、キュレーションによるグループ展「ながくとも四十に足らぬほどにて死なんこそめやすかるべけれ(