マイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホーが長野県松本市で開催される「マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE」に参加
マイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホーは、2026年11月3日(火・祝)から12月13日(日)まで長野県松本市で開催される「マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE」に参加し、下町会館で作品を展示します。
マツモト建築芸術祭は、松本市内の歴史的な建物を会場に現代美術の作品を展示する芸術祭として、2022年に始まりました。作品と建物を対比させ、また融合させることで、日常の中にある名もなき建築の価値を見直し、その活用につなげることを目指しています。今回は東アジア文化都市2026松本実行委員会との共催で、市内18の建物を会場に18組のアーティストが参加します。
ホーの会場となる下町会館は、1928年に薬屋として建てられた木造3階建ての看板建築です。再生工事を経て1995年にまちづくりの拠点施設として生まれ変わり、建築当時の正面が今も上土通りの街並みに残っています。ここでホーは、2023年にKOTARO NUKAGAで開催した個展「SOMETHING SO BEAUTIFUL IS SO EASILY FORGIVEN」のために制作した《YOU MAY FEEL ALONE》《TIME TO SHINE》《I DON’T WANT TO GO》《EMOTIONALLY UNAVAILABLE》《A SUNSET WORTH STARING AT》の5点を展示します。いずれも、ギャラリーの展示壁に直接言葉を書き、その壁を切り取って木製パネルに取り付けた作品です。ホーは、切り取ったことで露出した壁の内部にも別の言葉を描きました。展覧会の終了後、ギャラリーの壁は修復され、内部の言葉は再び建築の中に隠れましたが、切り取られた壁はそれぞれ独立した作品として残りました。
ホーは壁を中立的な背景としてではなく、作品を構成する言語の一部として扱っており、傷や切断面、継ぎ目には、言葉があった場所の記憶が残るといいます。新たな建築の中で再び展示されることで、ある建物の断片が別の建物に入り込み、背景だったものが物体となって、恒久的に見えていたものの一時性が浮かび上がる、とホーは語ります。
マイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホーは、1996年ハワイ州カムエラ生まれ、東京を拠点に活動する日系・広東系アメリカ人のコンセプチュアル・テキストアーティストです。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)美術学部を卒業し、言語を主たる素材として、短い詩的なフレーズをトロンプ・ルイユやシェイプド・キャンバスと組み合わせて、読むことと見ることの境界を揺さぶります。記号論や社会言語学を背景に、文化的帰属、ディアスポラ、記憶、現代の不安や自己認識を、ユーモアと親密さを通して考察しています。
【展覧会詳細】
展覧会名: マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE
会場: 下町会館(長野県松本市大手4丁目8-11)
会期: 2026年11月3日(火・祝)– 12月13日(日)
開館時間: 10:00 – 17:00
休館日: 会期中無休
観覧料: 一般3,000円、高校生・大学生・専門学校生2,000円、中学生以下無料(保護者同伴)、障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料
※パスはインフォメーションセンター(松本市丸の内7-39、割烹 松本館横)または電子チケットでお求めください。各展示会場では販売していません。
主催: マツモト建築芸術祭実行委員会
共催: 東アジア文化都市2026松本実行委員会
Webサイト: https://maaf.jp/artist/michael-rikio-ming-hee-ho
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