石塚 元太良がカッシーナ・イクスシー青山本店にて個展「BAUをめぐる冒険」を開催

2025年10月01日

石塚 元太良は、カッシーナ・イクスシー青山本店にて個展「BAUをめぐる冒険」を2025年10月2日(木)から10月14日(火)まで開催します。

 

本展では、現代写真の表現領域を拡張し続ける石塚氏が取り組んでいる建築写真を中心に、過去の代表作から最新作までおよそ10作品を展示します。写真というメディウムを通して空間や時間の奥行きを可視化しようとする、石塚氏ならではの視点で名作建築を体感できる貴重な機会です。

タイトルにある「Bau」とは、ドイツ語で「建築」「構造」を意味します。石塚氏はこの言葉を手がかりに、世界各地のモダン建築を旅してきました。その過程で出会ったトゥーレット修道院や修道院で生まれたのが、2023年にKOTARO NUKAGA(六本木)での個展で発表された《Ondulatoire》です。そこで「音楽としての建築」という視点から、光と影が織りなす瞬間や、建築内に内在する時間性を写真として定着させる試みが展開されました。

今回の『BAU をめぐる冒険』は、その探求をさらに発展させると同時に、《Ondulatoire》 に次ぐ新たなモチーフとなります。

石塚氏がフィルムカメラでとらえた名作建築は、単なるドキュメンテーションではなく、空間の「質感」や「記憶」まで写し取ろうとする深いまなざしに満ちています。構図的精緻さと光の捉え方、そして時に物質的次元となるようなアプローチによって、名だたる建築そのものが語り始めます。そんな石塚作品独特な魅力が空間展示として立ち現れます。

展示されるル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトといった近代建築家巨匠たち自身が撮影したシリーズや、ライフワークとして定期的に撮影訪れているアラスカの氷河の作品も公開されます。SNSやデジタルイメージが加速的に流通する現在において、写真が持つ『空間性』や『物質性』を再定義しようとする石塚氏の試みは見逃せません。

店内にはカッシーナによって復刻されたリミテッドエディションも展示されますので、ぜひご覧ください。

 

【開催概要】

展覧会名: BAUをめぐる冒険
会場: カッシーナ・イクスシー青山本店
会期: 2025年10月2日(木)– 10月14日(火)
開館時間: 11:00 – 18:00(10月3日(金)は17:00まで)
定休日: 水曜日
HP: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000020741.html

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