OVERVIEW

1992年生まれ、カナダ出身。トロントを拠点に活動。ウェスタン大学で美術の学士を取得後、オンタリオ州立芸術大学で美術学修士を取得。アフリカ系カナダ人であるモハムードは、黒人の社会をテーマに、領域横断的な作品を制作している。黒人らしさ、その超可視性と不可視性に内包されるパラドックスを美しく描き、彼女の関心は、人種によって区別された身体がどのように複雑なジェンダーや人種の力学に対峙し、実行に移し、再想像する場として機能しているのかに向かっている。作品のもつ力強いイメージは、バスケットボールやフットボールといった競技に潜む深い力学を示唆し、どのように人種とスポーツ(黒人の生活を商品化し、非人間化する制度)が社会移動と抗議の手段としても機能しているのかを探っている。近年の展覧会には、「To Play In The Face of Certain Defeat」Art Gallery of Hamilton(ロンドン美術館による企画で2023年まで巡回)、「To the Hoop: Basketball and Contemporary Art」ウェザースプーン美術館(ノースカロライナ/アメリカ)、「Human Capital」Mackenzie Art Gallery(レジャイナ/カナダ)がある。他にも、オンタリオ美術館、ロイヤル・オンタリオ博物館、モントリオール美術館でいくつかの展覧会を開催している。

HISTORY